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統合失調症

統合失調症とは?

統合失調症は、周りの人々が自分を監視しているかのような感覚や、他人から侮辱の言葉が聞こえる、自分の思考や行動が周りの人に全て筒抜けになっていると感じる、といった症状が特徴的です。これらは、幻覚や妄想とも呼ばれます。加えて、自身の意欲が低下したり、喜怒哀楽の感情が希薄になるといった症状も現れます。研究によれば、健康な人と比較して、統合失調症の患者さんでは、脳の萎縮や神経の過剰反応があることが明らかになっています。しかし、その原因は未だに解明されていません。統合失調症は思春期から青年期(10代後半から20代半ば)にかけて発症しやすく、国籍を問わず約100人に1人の割合で発症すると言われています。

統合失調症の治療

統合失調症の治療には、抗精神病薬が必須となる場合が殆どです。症状が初めて現れた段階で早期に治療を行うことにより、病状の進行を抑え、日常生活の機能低下を最小限に抑えることも期待できます。しかし、自己判断により薬を止めてしまったりすることで、症状が強くなる場合があります。また、繰り返し再発すると、薬が効きにくくなる可能性もあります。一方で、薬の副作用などが原因で、薬を続けたくても続けるのが大変と感じることがあるかもしれません。そのため、主治医とよく話し合って、一緒に最善の方法を考えていきましょう。

どんな小さな疑問や心配事でも、どうぞお気軽にご相談ください。

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